技術支援内容

TD研究所は、

 「たい積場の計画、設計、診断、対策、被害復旧、許認可、工事管理、閉鎖、維持保全、廃水処理」

などの技術支援を行います。

最近の話題となっているテーマとしては、
〇 将来発生しうる最大の地震動に対する安定性の評価や対策方法の検討、対策工事の現場管理支援
〇 線状降水帯などによる集中豪雨に対する現状評価や対策方法の検討、対策工事の現場管理支援
〇 たい積場から発生する廃水に対する処理や改善方法の検討
〇 国外の新規鉱山開発に伴うたい積場計画の事前評価や操業後の管理における課題改善の検討

などがあります。

但し、土質調査や室内試験、安定性を含めた解析などは、TD研究所が自ら行うことはできません。
(必要に応じて、調査や試験、又は解析を行う会社をご紹介することは可能です)
実務としては、ご相談いただいた内容を検討して解決策を提案、又は資料を作成することになります。
また、対策工事を実施される場合は、たい積場維持管理者の立場で現場管理も支援いたします。
従って、費用については、国土交通省で定める 「設計業務委託等技術者単価」 がベースとなりますが、詳細については案件ごとに判断させて頂きます。

具体的な支援業務の依頼内容としては、下記のようなものがあります。

《たい積場全般》

・現在管理しているたい積場の維持保全の管理ポイントを知りたい
・現在管理しているたい積場のリスクを抽出して欲しい
・たい積場の基礎知識、又は理解を深めるような講習を行って欲しい
・監督部への提出する「工事計画届」等の書類作成に協力して欲しい
・地震や豪雨などにより被害を受けたので復旧の検討を行って欲しい
・工事を行うのでたい積場管理者の立場で現場を管理して欲しい

《かん止堤》

・安定解析を実施したが、その結果は妥当なのか意見を聞きたい
・安定解析結果で安定性が不足していたが、対策を検討して欲しい
・安定解析を実施する予定はないが、大丈夫か否か考察して欲しい
・耐震設計を行ったが工事費が高額であり、削減できないか検討して欲しい
・浸潤線を定期的に測定しているが、そのデータを考察して欲しい

《排水施設(暗渠含む)》

・現在管理している各種排水施設のリスクを抽出して欲しい
・最近の集中豪雨が気になっているので、排水施設の通水能力を確認して欲しい
・排水施設構造物が老朽化しているのではないか、健全性を点検して欲しい
・暗渠(底設暗渠など)の維持補修方法を相談したい
・排水施設の通水能力の増強を検討して欲しい

《排水・廃水》

・廃水処理費用の削減を検討して欲しい
・尺八から排水する上澄水の濁度を改善する方法を検討して欲しい
・廃水の水質を改善できないか、廃水量を減らせないか検討して欲しい
・廃水処理で発生したでん物の処理方法を改善したい、又は堆積容量を確保したい

《国外鉱山》

・新規鉱山開発に伴う、たい積場計画の事前検討(FS)などに協力して欲しい
・たい積場の操業管理の課題改善を検討して欲しい
・たい積場の視察に同行して欲しい

上記以外の内容についても、たい積場についてお困りのことや悩みについては、何なりとお問い合わせください。

 〈HOME〉